イベント

エピジェネティクス解析って何?

この記事URLをコピーする

ヒトゲノムの解読が終わってすでに20年がたちますが、遺伝子の機能を探る研究はますます多様性を帯びてきています。毛色や血液型など遺伝子配列によって決まることもありますが、病気のなりやすさ、薬の効きやすさ、老化現象などは、後天的な遺伝子配列への修飾や、クロマチンの構造などのエピジェネティクな変化が大きな影響を与えていることがわかってきています。

エピジェネティクス解析はなぜ必要?
抗がん剤など同じ薬を投与しても、個人によって効果や副作用が異なることが知られています。近年では、個人別の個別化医療が進んできていますが、遺伝子配列だけでなく、個人のエピジェネティクな違いを知る必要も出てきています。また老化は、遺伝子の発現パターンの変化とも言え、DNAメチル化やクロマチン構造変化をみることで、老化の程度を推察したり、また予防 したりする方法も研究されてきています。

こんな方が対象
今回のセミナーでは、エピジェネティクスという分野に関心がなかった方や、
エピジェネティクス研究の新しい技術を探している方へ向けて、初歩的な話と、
最先端の研究方法をご紹介いたします。

内容
・エピジェネティクスとは?
・ヒストン修飾解析の意義
・ヒストン解析の新技術 CUT&Tag、CUT&RUN、TIP-ChIP
・クロマチン構造解析の新技術 ATAC-Seq
・質問時間

開催日
2023年2月22日(水)16:00~17:00
 ※申し込み締め切り  2月18日

開催方法
オンライン形式(zoom)

申込方法
以下フォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/goxAyhLaLH3UDeqN9

・お申込みフォームへの入力が全て完了している方にのみ、当日、zoomの『参加者用URL』をイベント開始1時間前にメールにて送付致します。
・メールが届かない方は迷惑メールフォルダをご確認の上、アクティブ・モティフまでご連絡ください。

登壇者

水谷 伸
東京工業大学生命理工学研究科 博士後期課程修了。ポスドクを2年経験した後に、群馬大学生体調節研究所にてモデル動物を用いた肥満、糖尿病原因遺伝子の探索、インスリン分泌機構の解明というテーマで研究を行う。その後、外資系バイオ会社にてテクニカルサポート、マーケティングに従事したのち、2018年よりアクティブ・モティフ株式会社で、マーケティング、セールスマネージャとして勤務。2023年より現職。

|イベント参加にあたってのご注意*必ずお読みください!
・今回のWEBイベントは、『zoom』でご参加いただきます。音声や画像の精度は通信環境に依り、また映像や音声が乱れる場合もございます。予めご了承ください。
・WEBイベントに参加できるのは、事前にメンバー会員登録いただいた方のみとなります。
・WEBイベント内容の録画、録音、撮影についてはお断り致します。
・『zoom』を使用することにより、通信料がかかりますので、予め、ご了承ください。
※ 時間の都合で質問を受け付けない可能性もあります。
・終了時刻は目安となります。予定時刻が前後する可能性がございます。
・不測の事故、天災地変の発生、官公署の命令・指導、交通機関のストライキ・遅延などで運営事務局が当施設の利用を不可能と判断した場合、または主催者の事由などにより、イベントの実施が困難となった場合、当イベントを中止する場合がございますので予めご了承下さい。中止の際のお知らせはメールとホームページの「INFORMATION」にて行います。
     
【お問い合わせ先】:アクティブ・モティフ株式会社
162-0824 東京都新宿揚場町2-21
https://www.activemotif.com
Mail:japantech@activemotif.com
TEL:03-5225-3638

このイベントは終了しました